クレーンの夜間作業をサポート!LED作業灯活用事例のご紹介
クレーン車やトラックなど大型の乗り物は、足回りや周囲の視界が悪くなりがちで、夜間は接触・破損のリスクも高まります。この記事ではノイズ対策・必要な明るさ・設置位置の3点と、ラフタークレーンへの設置事例をもとに、クレーンでの作業灯選びを解説します。
- ❓ 夜間、ブームやフックの手元が暗くて作業しづらい
- ❓ 点灯すると無線やラジコンが誤作動する
- ❓ どのワット数を選べばいいか分からない
- ❓ タイヤ灯や路肩灯の設置位置に迷う
💡 1. クレーンで作業灯を選ぶ3つのポイント
クレーン車やトラック・バスなど大型の乗り物の場合、普通自動車に比べて足回りや周囲の視界が悪くなりがちです。特に夜間になりますと、作業灯などの照明器具を設置していない場合、安全面でも不安があるかと思います。
また、重機になりますと周囲の見通しが悪く何かに接触した場合、大型の機器という事もあり、接触した物の破損や事故に繋がる可能性もあります。このようなリスクを回避するため、ラフタークレーン車のクレーン部分やタイヤ灯としてLED作業灯を設置される方が増えています。
ここでは①ノイズ対策 ②必要な明るさ(ワット数) ③設置位置の3点から、クレーンでの作業灯選びを解説します。
① クレーンの作業中に発生するノイズへの対策
ラフタークレーン等のクレーン関連の作業では、作業灯が原因で「無線にノイズが入る」「リモコンが使用出来ない・正常に機能しない」といった問題が発生する可能性があります。クレーンは無線やラジコン(リモコン)で操作される場面が多く、ここは特に確認しておきたいポイントです。
📷 現場の事例(レッカー車での複数設置)
レッカー車で複数の作業灯を組み合わせてご使用のお客様の事例では、作業灯点灯時のラジコンの誤作動に、作業灯のノイズが影響している可能性がありました。気になる場合は、①作業灯の照射向きや設置位置を変更する → ②症状が改善しない場合はノイズレス仕様の作業灯に変更する、という流れでのご判断をおすすめします。
NLAセレクトのノイズ対策
NLAセレクトでは48W・36W作業灯について、無線機器やリモコンご使用時にもノイズが発生しないよう改良を行った商品をご用意しています。今までの照明でノイズが気になっていた場合も、ノイズの無い状態で作業を行う事が可能となります。
「今の作業灯はまだ使えるので交換はもったいない、でもノイズを何とかしたい」という場合には、お手元の作業灯のまま試せる対策として「フェライトコア」があります。ノイズの症状が改善するか、以下をお試しください。
- ラジオや無線機と作業灯の電源が一緒の場合、電源を分けてノイズに変化が出るか確認する
- 電源から作業灯を繋ぐまでの配線を変更してみる
- ラジオや無線機と作業灯との配置を変えてみる(可能な場合)
- ラジオや無線機のアースなどの取り出し位置を変更してみる
ACの電源をご使用の場合は電源フィルターを別途ご用意頂く事で症状が改善される可能性があります。また、この他の方法として「フェライトコア」と呼ばれるパーツをノイズが発生する機器に取り付ける方法もあります。
フェライトコアをご利用になる際、配線がコイル状になっている場合はコイル状になっている配線全てを挟む形でのご利用の方が効果が高いです。
② 必要な明るさ(ワット数)の選び方
📷 現場からのご案内(重機での明るさ)
夜間の重機でのご利用に関しては、一般的な夜間作業よりも明るさが必要かと思います。その際には48W以上の作業灯をお使い頂くのがおすすめで、48W作業灯を複数個設置して広範囲を照射するのが一押しです。クレーン車以外の重機ですと、ホイールローダーや油圧ショベルの夜間照明としても特にご利用頂いております。
NLAセレクトの主なラインナップのワット数と明るさ(ルーメン)の目安は以下の通りです。ワット数が多いほど照射面積は大きく変わります。
- タイヤ灯・補助灯
- 足元の近距離照明
- タイヤ灯(縦がコンパクト)
- 路肩灯・狭い箇所
- 中型クレーン・カーゴ
- 路肩灯(標準)
- コスト重視で明るさを確保
- Creeチップ搭載
- ブーム・操縦席周り
- 広範囲を明るく照射
クレーンで48Wが主役になる理由
クレーンのブームや操縦席周りは照らす範囲が広く、足元・タイヤ灯のような近距離照明とは求められる明るさが異なります。照射角度60度の48W作業灯は広い範囲を均一に照らせるため、重機の主照明に向いています。電圧は48W・27WがDC10〜80V、36W・18WがDC10〜70Vに対応します。
③ 設置位置と用途の棲み分け
同じクレーン作業でも、照らしたい場所によって最適なワット数は変わります。「上位のワット数が優れている」のではなく、設置位置ごとに向いた明るさ・サイズが異なる、という考え方で選ぶのがおすすめです。
広範囲を明るく照らす主照明。大型クレーンの操縦席直ぐ傍やブーム部分に。
トラック搭載のカーゴクレーンや、コストと明るさのバランス重視に。
縦幅がコンパクト。タイヤ周りや狭い箇所の補助照明に。
⚠️ タイヤ灯・路肩灯としてご使用の場合、これらは公道走行中の灯火装置ではありません。停車中・構内・私有地内での補助照明としてご使用ください。
📷 2. クレーン車輌の作業灯設置事例のご紹介
次に、ラフタークレーン車に作業灯を設置した事例を機種別にご紹介します。実際の設置位置や照らし方の参考にご覧ください。
🔍 各画像はクリックすると別タブで拡大表示されます。
KATO ラフテレーンクレーン 48W作業灯設置事例
KATOのラフテレーンクレーンの操縦席上・操縦席直ぐ傍に48W作業灯を設置した事例です。操縦席周りの視界を確保する為に設置しています。
TADANO ラフテレーンクレーン 27W作業灯設置事例
TADANO製ラフテレーンクレーンへの作業灯設置事例です。夜間でもクレーン部分の状況を確認出来る様に作業灯をご利用頂いています。
建設現場でクレーン車を使って夜間作業をする際の事例
建設現場のクレーン車に設置した48W作業灯を点灯した際の様子です。周囲まで非常に明るくなっております。
タイヤ灯としての活用事例(18W作業灯)
タイヤ灯としてラフタークレーンに18W作業灯を設置された事例です。18W作業灯は他の作業灯に比べて縦の幅がコンパクトになっており、大型クレーン車のタイヤ回りなどでもご活用頂ける作業灯です。
厚みのある作業灯を選ぶメリット
同じワット数でも厚みが異なる商品があります。作業灯のチップや回路の事を考えると、同じワット数の場合は厚みがある方がチップや回路への負担も軽減されて長持ちしますので、作業灯をお選びになる際の参考にして頂けたらと思います。
KATO MR-130Ri タイヤ灯・15W作業灯設置事例
ラフタークレーンのタイヤ灯として15W作業灯を設置した事例です。18W作業灯の設置事例はクレーン車の真下を中心に照射していたのに対して、こちらはタイヤ周辺を照射する様に設置しています。
TADANO カーゴクレーン 27W作業灯設置事例
TADANO製ラフテレーンクレーンへの作業灯設置事例です。自走車に比べてトラックは長さがあり、特に夜間になると車のサイド部分の見通しが悪くなってしまうかと思います。作業灯を設置する事でサイド部分が明るくなり、巻き込み事故などの防止などに繋がります。
路肩灯ですと27W作業灯の他に、強力な光が必要な場合は48W作業灯、縦の幅がコンパクトな18W型もお勧めです。
🚜 3. この他の重機での作業灯活用事例のご紹介
ラフタークレーンをご利用になる場合、この他にも重機をご利用になる場面や、設置時に役立つ関連パーツをご利用になる場面も多いかと思います。あわせてご参考ください。
ホイールローダー・除雪時の活用事例
ホイールローダーや除雪機など、クレーン以外の重機でも作業灯は活躍します。設置・除雪時の活用事例は以下の記事にまとめています。
フォークリフトでの活用事例
フォークリフトの照明としてLED作業灯がお勧めな理由と活用事例は以下の記事をご覧ください。
クレーンへの設置時に役立つ関連パーツ
ラフタークレーンへLED作業灯を設置される際に、あると便利な関連パーツもご用意しています。設置後に役立つパーツを以下の記事でまとめています。
✅ まとめ:クレーンの夜間作業と作業灯選び
- ノイズ対策:クレーンは無線・ラジコン操作が多い為、ノイズ対策済みの48W・36Wが安心。手元の作業灯はフェライトコアや設置位置変更で試し、改善しなければノイズレス仕様へ。
- 必要な明るさ:夜間の重機は一般作業より明るさが必要。ブーム・操縦席周りは48Wを主役に、広範囲は48Wの複数設置がおすすめ。
- 設置位置で棲み分け:ブーム・操縦席=48W/中型・カーゴ=27W/タイヤ灯・路肩灯=18W・15W。
今回はラフタークレーンを中心に、クレーンの夜間作業を行う際に最適なLED作業灯に関しての説明を行って参りました。クレーン車でもLED作業灯を設置される箇所で最適な商品が変わってきますので、今回の記事内容をご参考にお選び頂けたら幸いです。

















































