フォークリフトのLED作業灯|48V対応の選び方と前後・バックライト設置事例
「フォークリフトに合う作業灯がわからない」「48Vのフォークリフトで使ったら通電直後に壊れた」——そんな声を現場からよく伺います。このページでは対応電圧の確認・必要な明るさ・実際の設置事例を軸に、フォークリフトで失敗しない作業灯の選び方を解説します。
- ❓ 一般的な作業灯は12V〜24V対応で48Vのフォークリフトに使えない
- ❓ 以前買った作業灯が通電直後に壊れた(電圧が原因)
- ❓ 倉庫・冷凍庫など薄暗い場所での作業が見えづらい
- ❓ 点灯すると無線・ラジオにノイズが入る
- ❓ 設置後しばらくして作業灯の一部が点かなくなった
フォークリフトは工場・倉庫での荷役作業が中心で、ラックからの荷物の出し入れや冷蔵・冷凍庫内など、昼間でも照明がないと見えづらい場面が多くあります。見通しの悪いまま作業を続けると、パレットの荷崩れや積み荷の落下といったヒヤッとする場面にもつながります。このページでは対応電圧・明るさ・設置方法・振動対策を基準に、フォークリフトに最適な作業灯の選び方を解説します。
⚡ 1. フォークリフトの電圧に合う作業灯の選び方
フォークリフトの作業灯選びで最初に確認すべきは電圧です。フォークリフトは車種・メーカーによってバッテリー電圧がDC24V・36V・48V・80Vと異なり、電圧が合わない作業灯を選ぶと点灯しないだけでなく、通電した瞬間に故障してしまうこともあります。一般的な作業灯は対応電圧が12V〜24Vのため、48Vのフォークリフトではそのまま使えません。
NLAセレクトの作業灯は対応電圧を大幅に拡大しており、フォークリフトの電圧に合わせてお選びいただけます。ワット数ごとに案内している対応電圧は以下の通りです。
※バーは対応電圧の範囲イメージです。
| ワット数 | 案内対応電圧 | フォークリフトの電圧対応 |
|---|---|---|
| 18W | DC10〜70V | 24V・36V・48V に対応(80Vは非対応) |
| 27W | DC10〜80V | 24V・36V・48V・80V に対応 |
| 48W | DC10〜80V | 24V・36V・48V・80V に対応 |
⚡ 48V・80Vのフォークリフトをお使いの場合
48Vのフォークリフトであれば18W・27W・48Wのいずれもご使用いただけます。大型の80Vフォークリフトの場合は、対応電圧に余裕のある27W・48Wをお選びください。荷役の中心となる明るさの面でも、フォークリフトには27W・48Wが実用的です。
電圧は「余裕を持って」選ぶのが安全です
バッテリーの電圧は充電直後や負荷の変動で一時的に上振れすることがあります。使用する機器の電圧ちょうどではなく、対応範囲に余裕のあるモデルを選ぶことで、電圧変動による故障のリスクを下げられます。
💡 2. フォークリフトで必要な明るさ(ワット数)
必要な明るさは作業シーンによって変わります。フォークリフトでは以下が目安です。
- とにかく明るくしたい:48W作業灯(前方2灯など)
- 迷ったら/標準的な明るさ:27W作業灯
- まず設置して試したい・補助灯:15W・18W作業灯
NLAセレクトでは明るさ・ノイズレス仕様の面から48W作業灯を一番のおすすめとしていますが、「どれくらいの明るさが必要かわからない」という場合は27Wが選びやすい明るさです。ワット数ごとの実測値は次の通りです。
- 補助灯・足元照明
- 補助灯・小スペース
- 標準的な明るさ
- バックライト
- 前方メイン灯
- 広範囲照射
27W作業灯と48W作業灯を明るさの単位「ルーメン」で比べると、27W作業灯は1,800ルーメン、48W作業灯は3,200ルーメンで、48W作業灯は27W作業灯のおよそ1.7倍の明るさとなります。実際の点灯写真は以下の通りです。
📻 3. 無線・ラジオと併用する場合のノイズ対策
フォークリフトの運転中に無線やラジオを使う場合、通常の作業灯を点灯すると「ノイズが入って無線(ラジオ)が使えない」といったお困りが起こることがあります。当店で販売している48W作業灯はノイズを気にせずにご利用いただけるノイズレス仕様です。
補足:2018年1月より、27ワット作業灯(四角型)についてもノイズレスタイプの取り扱いを開始しています。
すでに作業灯をお使いで、ノイズにお困りの場合は、以下の記事を参考に改善できないかお試しください。
📷 4. フォークリフトへの作業灯 設置事例
実際にNLAセレクトのお客様がフォークリフトに作業灯を設置された際の写真をご紹介します。前後のライト・バックライト・前方2灯など、設置場所ごとの実例です。
設置事例1:前後のライトに作業灯を使用
設置事例2:バックライトとして作業灯を使用
設置事例3:前方のライトとして作業灯を使用
設置事例4:ヘッドガードへの設置(倉庫のパレットラックを照射)
フォークリフトのヘッドガード部分に48W作業灯を設置した事例です。荷役作業やパレットラックの照射など、倉庫内の実際の使用シーンです。
設置事例5:設置前後の比較(トヨタ GENEO15)
トヨタのフォークリフト「GENEO15」に作業灯を設置する前と後を比較した事例です。設置後は前方が明るく照らされ、視認性が向上します。
🔦 5. LEDとハロゲンの明るさの違い
LED作業灯とハロゲンライトの明るさを比較しました。以下は55Wのハロゲンライトと48W作業灯の比較写真です。撮影のタイミングが同一ではないため天候などの条件差はありますが、光の広がり方の違いはご確認いただけます。
48W作業灯と同等の明るさをハロゲン作業灯で求めた場合、100W以上のタイプが必要となります。光の色合いはケルビン(色温度)の違いによるもので、ハロゲンとほぼ同じ暖色系の色温度の作業灯もご用意しています。
🔧 6. フォークリフトの振動対策(設置後の不点灯を防ぐ)
フォークリフトは荷物の上げ下げの際に強い振動が発生します。この振動が作業灯へ直接伝わり続けると、内部の基盤にダメージが蓄積し、設置後しばらくして作業灯の一部が点かなくなることがあります。実際に過去、お客様から「設置後しばらくして一部が不点灯になった」というご指摘があり、原因としてフォークリフト特有の激しい振動の影響が考えられました。
対策は、トラックなどへの設置と同様に作業灯へ伝わる振動を和らげることです。具体的には、ご使用機器と作業灯の取付部の間にシリコン製やゴム製のプレート状の物を挟んで設置します。
🔧 ひと手間で寿命が延びます
シリコンやゴムがご使用機器から作業灯への振動を和らげてくれることで、内部での水滴発生や点灯不良になる頻度を抑えられます。ひと手間かかりますが、作業灯の寿命を延ばすことにつながりますので、振動が気になる箇所へ設置する際にはぜひお試しください。
🧰 7. 設置時に役立つ関連パーツ
フォークリフトのライトを設置する際に役立つ関連パーツをピックアップしました。ご利用状況に合わせてご活用ください。
🟡 作業灯カバー(黄色)
既存の作業灯の上から被せることで光の色を黄色く見せるための商品です。降雪時や霧の中での作業など、白い光では支障がある際にご活用ください。着脱が自由に行えます。
⚓ 海仕様作業灯ステー(SUS316)
フォークリフトを海の近くや降雪地帯(除雪剤を使用する環境)でお使いの場合、作業灯を固定するステンレスが錆び付きやすくなります。錆び付きを回避したい際や、現在ステーの錆びでお困りの際にはSUS316製のステーをお試しください。
このほかにもLED作業灯の関連パーツを取り扱っています。詳しくは以下の記事をご参照ください。
✅ まとめ:フォークリフトの作業灯選びの3つの基準
- ⚡ 電圧:フォークリフトの電圧(24V・36V・48V・80V)を最初に確認する。48Vなら18W・27W・48Wに対応、80Vなら27W・48Wを選ぶ
- 💡 明るさ:前方メイン灯は48W、標準は27W、補助・バックライトは18W・27Wが目安(48Wは27Wの約1.7倍)
- 🔧 使用環境:無線・ラジオを併用するならノイズレス仕様、振動の強い箇所はシリコン/ゴムで緩衝、海の近く・除雪剤環境ならSUS316ステーで錆び対策を
フォークリフトのライトとしてLED作業灯を使うことで、暗い場所での作業効率だけでなく安全性の向上・労災の防止にもつながります。電圧の問題で作業灯の使用を諦めていた場合も、対応電圧を確認したうえでぜひお試しください。48Vの電圧・対応の詳細は以下の記事でも解説しています。















































