LED作業灯のノイズ発生でお困りの際に読んで欲しい対策とは?

漁船・魚群探知機ノイズ
2026.02.08 UPDATE:最新の商品情報に基づき内容を更新

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LED作業灯のノイズ発生でお困りの方へ:原因と対策(EMI/EMS・配線・フェライト・選び方)

LED作業灯に関してですが、商品の構造上、ノイズが発生しやすい商品となっており、あなたがお使いのラジオや無線機の状況によってはノイズが発生してしまう可能性が御座います。 どの様な内容が原因でノイズが発生しているかは一概に特定するのは難しいのですが、作業灯のノイズが発生する原因として考えられる可能性が高い物に関しての情報をまとめてみましたので、ノイズ対策のご参考にして頂けたらと思います。

結論:ノイズは「作業灯側」か「相性/環境」のどちらか

EMI(電波妨害)

作業灯を点灯したことで無線等の使用に影響が出る電波妨害を生じない事。

EMS(耐性)

付近の電気機器などから発生する電磁波などによって作業灯の点灯を阻害されない機能。

「電気環境適合性」・「電磁環境両立性」等と呼ばれる事もあります。原因は一概に特定しづらいが、順番に潰せる内容です。

まず確認:あなたの困り方はどれ?

  • ラジオから「ザーッ」という砂嵐音が聞こえる
  • 船舶無線や魚群探知機にノイズが混入する
  • 作業灯点灯時にクレーンのリモコンが誤動作する
  • トラクターでライト点灯時にラジオが聞けなくなった
  • 「キーン」という高音がする(※これは別原因の可能性があります)

漁船・魚群探知機ノイズ

なぜLED作業灯はノイズが起きやすい?

LED作業灯ですが、他の照明に比べて狭い範囲にLEDチップやインバーターなどを配列する形となっている為、これらがノイズを引き起こしやすい原因となっております。

  • 構造的要因:LEDチップやインバーターの密集による電磁波発生
  • 環境的要因:ラジオや無線機との距離、電源の共有状態
  • 個体差の要因:作業灯内部の回路設計の違い

ただ、全てのご使用機器でノイズが発生するわけでなく、あなたがLED作業灯をご使用になる環境も大きく影響致します。

購入した作業灯でノイズが出たとき:まず試す4つ

既にお使いの作業灯でノイズでお困りの際には以下の4つの内容をご確認してみて下さい。

FACT 01

電源を分ける

ラジオや無線機と作業灯の電源が一緒の場合、電源を分けてノイズに変化が出るか確認をする

FACT 02

配線ルートを変える

電源から作業灯を繋ぐまでの配線を変更してみる

FACT 03

距離・配置を変える

ラジオや無線機と作業灯との配置を変えてみる(ご可能な場合)

FACT 04

アース位置を変える

ラジオや無線機のアースなどの取り出し位置を変更してみる

注意:AC電源をご使用の場合は電源フィルターを別途ご用意頂く事で症状が改善される可能性があります。

改善しない場合:フェライトコア → それでもダメなら作業灯変更

上記の方法をお試し頂いてもノイズが発生する場合、既存の作業灯に「新たにノイズ対策用にフェライトコアを設置してみる」と言った対処を行ってください。フェライトコアを設置される際ですが束になった配線を挟む様に設置する方が、より効果が期待できます。

48w作業灯・フェライトコア設置写真

「キーン」という高音がする場合(ノイズとは別原因)

作業灯をご使用機器に設置し、通電した際に「キーン」と言う高音の金属音みたいな音が発生する場合が御座います。こちらに関しては作業灯が原因のノイズでは無く、ご使用機器から作業灯までの配線で接続が不安定である為に、しっかりとした通電が出来ていない事が原因の物となります。

作業灯通電時に高音の金属音がする場合には、配線の接続に問題が無いか確認を行ってみて下さい。

これから買う方へ:失敗しないノイズ対策の選び方

現在、新しい作業灯をお探しの場合で、ご使用機器での作業灯が原因のノイズ発生を防ぎたい場合ですが、ノイズレス作業灯をお使い頂くのがおススメです。安価な作業灯よりも価格面では劣りますが、安価な作業灯をご購入頂いた後に作業灯でノイズが発生し、再度最適な作業灯を探す手間とコストが抑えられます。

事実に基づく警告:

ノイズレス仕様の作業灯では無いのにノイズレスとアピールしている作業灯も一部存在します。これらが本当にノイズレス仕様なのかご確認頂く際には、どう言った仕様が根拠でノイズレス仕様なのかご確認頂くと本当にノイズレス仕様の作業灯なのかご判断頂けます。

LEDテープライトという選択肢(ノイズが出にくい)

メリット
製品の構造上、ノイズが発生しない商品となっております。商用車の活用事例でもノイズを気にせずお使い頂けます。
デメリット
防水性や耐久性は作業灯より劣りますが、作業灯を上手く使い分けて頂くのがおススメです。
商用車・テープライト活用事例

LEDテープライトの防水性と実際の活躍する4つの場面とは?

ノイズが発生しない作業灯とは?違いは“内部回路”

NLAセレクトですが、お客様が作業灯ご利用の際に「ノイズが発生して困る」と言う問題に着目し、こちらの問題を解消する為に工場と協力をして、作業灯内部の回路の改良を行い作業灯点灯時でもノイズが発生しないタイプの作業灯もご用意しております。

事実1:回路改良(コイル搭載)

作業灯の回路内部にコイルを搭載し、作業灯から発生する電磁波を抑える様にしており、一般的な作業灯をご使用の際には発生してしまうノイズが発生しない作りとなっております。

事実2:第三者機関による検査

第三者機関に検査を依頼し、日本の電気用品安全法のEMC規制のテストもしっかりと合格しております。EMCレポートにて基準を満たしている事を確認済みです。

EMCレポート

現在は2022年7月時点で48Wや27Wだけでなく、80W・120W・180W・240Wなどの業務用大型作業灯に関してもノイズレス仕様を取り揃えております。

ノイズの注意が必要になりやすい機器

  • 船舶:魚群探知機や無線機への影響。
  • 農業機器(トラクター等):ラジオ視聴への干渉。
  • リモコン式クレーン車:リモコンの動作不良。

これらはノイズ等の問題が発生しやすく特に注意が必要な機器になります。

使用事例(設置シーン)

よくある質問(FAQ)

何から試せば良いですか?
まずは本記事の「対処法4ステップ」に従い、電源の分離や配線ルートの変更を試して下さい。
「キーン」という音はノイズですか?
いいえ、多くの場合、配線の接続不安定が原因です。接続箇所を再確認して下さい。
本物のノイズレスか判断するには?
内部回路にコイル等の改良があるか、またEMCテストの結果があるか等の根拠を確認して下さい。

まとめ:ノイズは順番で潰せる

LED作業灯は強力な明かりで夜間作業を強力にサポートしますが、無線機器と併用した場合にノイズの発生源となる事があります。 しかし、設置場所の工夫や配線のつなぎ方を変更したりする事で、新しい作業灯をご用意頂く無くても問題を解消できる場合も御座います。 先ずは今回お伝えしたノイズ解消方法もぜひ試してみてください。