ハロゲン ライトからLEDへ切替えた際の明るさ比較事例のご紹介

サトウキビ畑作業灯照射写真
切替事例まとめ

ハロゲン作業灯からLED作業灯へ|同じW数でも明るくなる理由と切替事例

「今のハロゲンライトをもっと明るくしたい」——除雪機・農機・重機でハロゲンをお使いの方から多く寄せられる声です。このページでは、消費電力(W数)を上げずにLED作業灯へ切り替えて明るさを大幅に上げた実際の事例と、その理由を解説します。

この記事について
NLAセレクトは2014年からLED作業灯を専門に販売しております。除雪機・農機・重機など現場からいただいた実際の切替前後の写真をもとに、ハロゲンからLEDへ替えると何がどう変わるのかを整理しています。
この記事でわかること
同じW数でもLEDが明るい理由
切替時に選ぶべき放熱のしっかりした作業灯
除雪機・農機の切替前後の実写
55Wハロゲンと48W作業灯の明るさ比較
LEDに替えると光の色が変わる訳
白色が乱反射する場面の黄色い光の選び方

ハロゲン作業灯をお使いの機器は、フォークリフト・重機・農機・除雪機など、多くがバッテリー電源(DC12V/24V)です。これらの機器では、消費電力(W数)を上げずにLED作業灯へ替えるだけで、明るさを大幅に引き上げられます。以下、実際にお客様が切り替えられた事例をご紹介します。

1. なぜ同じW数でもLEDは明るいのか

ハロゲン作業灯は電球のなかにハロゲンガスを封入し、フィラメントを高温にして発光させます。この方式は消費した電力の多くが熱になり、光になる割合が低いのが特徴です。一方でLED作業灯は半導体を使って発光するため、同じ消費電力でも光に変わる効率が高く、少ないW数でも明るく照らせます。

200〜300Wハロゲン作業灯
≒ ほぼ同じ明るさ
48WLED作業灯(3,200lm)

W数(ワット)は「消費電力」であって「明るさ」ではありません。
明るさの単位はルーメン(lm)です。ハロゲンはW数が低いと明るい商品がほとんどありませんが、LEDはW数の表記が低くても明るい商品があります。だからこそ「同じW数で替える」だけで明るくなります。上図のとおり、NLAセレクトの48W作業灯(3,200lm)と同程度の明るさをハロゲンで求めると、およそ200〜300W級が必要になります。W数が高いほど必要な電力も増えるため、電気代やバッテリー負荷も大きくなります。

切替で失敗しないために:放熱設計のしっかりした作業灯を選ぶ

ただし、LEDならどれでも良いわけではありません。同じW数の作業灯でも、奥行き(ヒートシンク)を削ってコンパクトにした製品は、価格が安く見える一方で注意が必要です。奥行きには「作業灯本来の明るさを発揮させる」「短期間で壊れないようにする」という理由があり、今のサイズになっています。

「超コンパクト・ヘッドライトのような明るさ・放熱もしない」——この3点を同時に満たすのは技術的に非常に難易度が高く、当店の工場でこれが可能であれば、すでに商品化しています。つまり切り替える際は、W数の表記だけでなく放熱設計のしっかりしたLED作業灯を選ぶことが、明るさを実感し、長く使い続けるための条件になります。

また、ハロゲンは点灯時に本体が高温になりやすいのに対し、LEDは発熱が少ないという違いもあります。

2. ハロゲン→LED作業灯 切替の実事例

除雪機(ホイールローダー)での切替事例

NLAセレクトの作業灯は、重機のなかでも特にホイールローダーで多くご利用いただいております。夜間や早朝の除雪作業では前方の視認性が安全に直結しますが、従来のハロゲンライトでは照射範囲が狭く、遠くが見えにくいという声がありました。ハロゲンからLED作業灯(2灯)へ切り替えたお客様の事例です。

作業灯除雪機設置・比較写真右がNLAセレクトの作業灯を設置した除雪機、左が元々の照明を設置した除雪機です
切替前:ハロゲン点灯
ハロゲンライト点灯写真

ハロゲンライトで周囲を照射した際の写真です

切替後:LED作業灯2灯
48w作業灯設置・点灯写真NLAセレクトの作業灯2つを設置した際の点灯写真です

LED作業灯に切り替えたことで、夜間でも非常に遠くまで見えるようになったのがお分かりいただけます。

ホイールローダー・作業灯点灯写真

ホイールローダーの夜間作業(除雪)で大活躍!ノイズも出ないライトとは?

農作業用機器での切替事例

続いて、農作業で使用する機械での切替事例です。トラクターなどに作業灯を選ぶ際は、機体の大きさ・メイン照明かサブ照明か・ノイズレス機能の要否・設置したときの見た目、といった要素で判断します。迷った場合は48W作業灯を選んでおけば大きく外しません。今回の事例では、55Wハロゲンから48W LED作業灯2灯へ切り替えています。

切替前:55Wハロゲン
55Wハロゲンライト照射写真

55Wハロゲンライトで周囲を照射した際の写真です

切替後:48W LED作業灯
48wLED作業灯照射写真

LED作業灯に切り替えて周囲を照射した写真です

同じ場所での点灯写真ですが、見える範囲が大きく異なります。48W作業灯を2灯使用した場合、昼間同様の明るさで夜間作業が可能です。

サトウキビ畑作業灯照射写真
サトウキビ畑で作業灯を照射した際の写真です
48w作業灯取付写真
48W作業灯は2つ取り付けて使用しています
農業機器作業灯設置写真
作業灯を設置した部分の写真です

55Wハロゲンと48W作業灯の明るさ比較

W数の数値ではハロゲンが上回っていても、実際に点灯した明るさは異なります。NLAセレクトの48W作業灯と55Wハロゲン作業灯を、同じ条件で点灯して比較しました。

55W ハロゲン作業灯
55wハロゲン作業灯

55Wハロゲン作業灯を点灯した際の写真です

48W LED作業灯
48wLED作業灯

48W LED作業灯を点灯した際の写真です

色温度が違うためハロゲンは黄色め、LEDは白めに見えますが、W数の数値と実際の明るさが一致しないこと、そして光の届く範囲の違いがよく分かります。

3. 明るさだけじゃない・光の色が変わる訳

「LEDは遠くまで見えるけれど白い光はちょっと」「ハロゲンの温かい色合いが良い」——そうお感じの方もいます。光の色合いは色温度(ケルビン/K)で決まります。数値が低いほど暖色(黄・オレンジ)、高いほど白〜青白い光になります。

3000K 電球色(暖色)5000K 昼白色6500K 昼光色(白)
ハロゲン系 約3000KLED白色 約6500K

LED作業灯は色温度を比較的自由にコントロールできるため、「ハロゲンのような色合いで、LEDの明るさが欲しい」という要望にも応えられます。特に吹雪や雪のなかでの作業では、白色LEDの光が雪に反射してしまうため、あえて黄色い光を選ぶケースがあります。

白色LED(吹雪時)
LED作業灯 吹雪乱反射

吹雪の際に白色LEDを点灯した写真です(光が雪に乱反射します)

黄色(イエロー)タイプ
48wイエロー作業灯

48W作業灯のイエロータイプ(暖色系)の写真です

白色が乱反射して困る場面の、黄色い光の選び方

白色だと乱反射して見えづらい——そうした場面での黄色い光の選び方には、大きく3つの選択肢があります。

黄色いLEDチップの作業灯を使う(はじめから黄色で点灯する専用タイプ)
外付けパーツで一時的に黄色に近づける(今お持ちの作業灯をベースに、状況に応じて黄色を使いたい場合)
点灯色を切り替えられる作業灯を使う(白色と黄色を状況で使い分けたい場合)

NLAセレクトではハロゲンに近い黄色め(色温度3000K)の作業灯もご用意しています。黄色い光の詳しい解説は以下の記事をご参照ください。

ホイーローダー・48wイエロー使用写真

吹雪の際にも役立つ「黄色い光の作業灯」で乱反射を軽減!

作業灯・点灯データ

LED作業灯の選び方まとめ|明るさ・防水・ノイズなど特性別に探せるガイド

ハロゲンとLEDの光の広がりを、消灯時を基準に見比べる

ハロゲンとLEDの違いは、同じ場所で「消灯時」を基準に見比べると分かりやすくなります。以下は、屋内の据付照明を、消灯時・ハロゲン点灯時・LED点灯時の順に同じ場所で撮影した比較です。

① 消灯時
照明点灯前の写真

照明を点灯する前の状態です(基準)

② ハロゲン点灯
ハロゲン点灯時の写真

ハロゲン照明を点灯した際の光の広がりです

③ LED点灯
LED点灯時の写真

LED照明を点灯した際の光の広がりです

消灯時と比べると、ハロゲンとLEDでは光の届く範囲・広がり方が異なることが見て取れます。同じ「点灯する」でも、方式によって照らせる範囲が変わります。

4. ハロゲンとLED作業灯の違い

項目LED作業灯ハロゲン作業灯
同じW数での明るさ明るい暗い
同じ明るさでの消費電力少ない多い
発熱少ない多い
光の色白色が中心・色温度を選べる黄色系(暖色)
発光方式半導体ハロゲンガス+フィラメント

5. よくある質問

48W作業灯は、何W相当のハロゲンと同じ明るさですか?
目安として、48W作業灯(3,200lm)と同程度の明るさをハロゲンで求めると、およそ200〜300W級が必要になります。W数が高いほど必要な電力も増えるため、LEDへの切替は明るさと消費電力の両面でメリットがあります。
ハロゲンのような暖かい色の光は、LEDでは選べませんか?
選べます。NLAセレクトでは色温度3000K前後の黄色め(イエロー)タイプもご用意しています。吹雪・降雪環境で白色光が雪に乱反射して見えづらい場合にも、黄色い光が有効です。既存の作業灯を活かしたい場合は、外付けパーツで一時的に黄色へ近づける方法もあります。
ハロゲンからLEDに替えると、電気代やバッテリーの負担は減りますか?
同じ明るさで比較した場合、LEDのほうが消費電力が少なくなります。コンセント電源の機器では電気代の軽減に、バッテリー電源の機器では負荷軽減につながります。

まとめ

  • 同じ電力で比較した明るさは LED作業灯 > ハロゲン作業灯
  • 同じ明るさでの電力(電気代)は LED作業灯 < ハロゲン作業灯
  • 切り替えるなら 放熱設計のしっかりしたLED作業灯を選ぶ
  • 色温度が違うため 光の色合いが異なる(LEDは色を選べる・吹雪では黄色が有効)

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