停電時のスマホ充電もこれで安心!手元のアイテムで電源を確保する方法
停電や自然災害は、多くの場合いきなりやってきます。「モバイルバッテリーを充電しておけばよかった」「充電してあったのに、もう使い切ってしまった」——そんな状況でも、手元にあるアイテムを少し工夫すれば、スマホの充電手段になります。
本記事では、NLAセレクトで扱うアイテムを使い、停電時にスマホの充電を確保する方法をご紹介します。特別な準備ができていなくても役立つ、現実的な手段を中心にまとめました。
🔌 停電で本当に困るのは「充電の入口」が絶たれること
停電が起きても、事前に充電しておいたモバイルバッテリーがあれば、その容量が尽きるまでは大きく困ることはありません。事前に充電しておくことで役立つものとしては、次のようなものがあります。
- モバイルバッテリー(モバイルチャージャー)
- ノートパソコンのバッテリー
- 電動工具のバッテリー
ただ、停電は突然起こるため、「充電し忘れていた」「充電してあったが、もう使い切ってしまった」というケースは珍しくありません。そこで本記事では、そうした状況でも手元にあるものを工夫して充電手段にする方法を中心にご紹介します。あくまで一つの手段であり、これだけで全てをまかなえるわけではありませんが、いざという時の選択肢として知っておくと役立ちます。
🔋 18650電池+USB充電器を「モバイルチャージャー代替」にする
LED懐中電灯やヘッドライトなどに使われる「18650電池」をお持ちの場合、USB充電器(5V出力機能付き)と組み合わせることで、充電済みの18650電池を電源にしてスマホを充電できます。つまり、18650電池を使う機器を持っている方にとっては、その電池が“隠れた非常用電源”になり得るということです。
USB充電器の特徴とスペック
NLAセレクトのUSB充電器は、充電状況を数字で確認できるデジタルディスプレイを備えており、電池を充電したあとは一番右側のスロットが5V出力に対応——簡易的なモバイルチャージャーとして使えます。
USB充電器 商品スペック
- 入力:DC5V/2A / 出力:5V/2A(一番右側のスロットのみ対応)
- デジタルディスプレイで充電容量を表示(表示容量の誤差は最大5%程度)
- 充電完了でゲージが青く点灯(充電中は点滅)/保護回路のリセット機能を搭載
- 対応充電池:Li-ion 26650・18650・18500・17500・14500・10440 / Ni-Cd 単3・単4
- 充電時の電流値:4本時500mAh/3本時700mAh/2本時1000mAh/1本時1000mAh
18650電池1本で、スマホをどのくらい充電できる?
18650電池1本(NLAセレクトの最低保証容量3200mAh・公称3.7V)が蓄えた電力を、USB充電器で5Vに変換して取り出すと、単純計算では次のようになります。
3200mAh × 3.7V ÷ 5V = 約2,370mAh分(5V出力に換算した場合)
ただしこれは理論値で、実際には充電器やケーブルでのロスがあるため、これより下がります(あくまで参考値です)。一般的なスマートフォンのバッテリー容量は概ね2,000〜4,000mAh程度なので、18650電池1本で、おおよそスマホ0.7〜1回分の充電が一つの目安になります。充電済みの電池を複数本持っておけば、交換しながら使うことで、より長く充電手段を確保できます。
18650電池の安全性(PSE・保護回路・容量の見分け方)については、次の記事で詳しく解説しています。
🛠️ 電動工具のバッテリー(マキタ等)を電源として活用する
電動工具をお使いの方であれば、そのバッテリー(マキタ製のパワーツールバッテリー等)も、使い方次第で非常時の電源として役立ちます。電動工具のバッテリーは容量・電圧が大きいため、充電してある状態であれば、停電時の心強い電源になり得ます。
電動工具バッテリーを電源として活用する具体的な方法や事例については、次の記事で詳しくまとめています。
※電動工具バッテリーを機器の電源にするには専用の接続方法が必要で、機器や電圧によって適否が異なります。詳しい活用方法は上記の記事をご参照ください。
💡 【知っておくと役立つ知識】ソーラーパネルで屋外充電する方法
ここからは「知っておくと役立つ知識」として、日中の太陽光を使って18650電池を充電する方法をご紹介します。停電が長引き、手持ちの充電済み電池も尽きてしまった——という状況で、昼間に電池を充電しておくための選択肢です。
方法としては、ソーラーパネル(USB出力)とUSB充電器を接続し、日中の太陽光でUSB充電器に給電して18650電池を充電します。日中に充電しておいた電池を、夜間にスマホの充電へ回す、という流れです。
安全に関する注意(必ずお読みください)
18650電池をはじめとするリチウムイオン電池の屋外充電は、通常時は非推奨です。近年、リチウムイオン電池の発火トラブルも報告されており、あくまで「他に手段がない非常時の知識」としてご理解ください。実施する場合は、次の点を必ず守ってください。
- 充電中の電池・充電器は必ずソーラーパネルの陰に隠す形で置き、直射日光を当てない(電池が熱を吸収し、異常発熱・故障につながる恐れがあるため)
- 必ず保護回路付きの18650電池を使用する(生セルは使わない)
- 充電中は目の届く範囲で管理し、異常な発熱・膨らみ・異臭を感じたら直ちに中止する
18650電池の安全な選び方・保護回路の見分け方については、あわせて次の記事をご覧ください。
💡 スマホ以外への活用
充電済みの18650電池とUSB充電器の組み合わせは、スマホの充電以外にも活用できます。たとえば、18650電池を電源とするLED懐中電灯などの点灯にそのまま使えるほか、USB接続の小型機器の電源としても役立ちます。手持ちの機器が18650電池やUSBで動くものであれば、非常時の汎用的な電源として活用の幅が広がります。
✅ まとめ
停電や災害は突然起こり、十分に準備できていないことも珍しくありません。そんな時でも、手元にある18650電池や電動工具のバッテリーを工夫することで、スマホの充電手段を確保できる場合があります。
- 充電済みの18650電池+USB充電器(5V出力)=モバイルチャージャーの代替になる
- 電動工具のバッテリーを持っている方は、それも非常用の電源として活用できる(→活用法の記事へ)
- ソーラーでの屋外充電は「非常時の知識」。行う際は必ずソーラーパネルの陰で・保護回路付き電池で
いざという時の選択肢を、手元に。
18650電池と、5V出力・デジタル表示のUSB充電器。ふだんはLEDライトの電源として、いざという時はスマホの充電手段として。無理なく備えられる組み合わせです。















